もじゃハウス®プロダクツ奮闘日記

植物でとにかくもじゃもじゃ『もじゃハウス®』を提案する、京都の建築士事務所もじゃハウスプロダクツのひがたです。

(体験談)樹木医試験対策について ~筑波合宿編その3

■研修センターでの暮らし

樹木医試験の筑波合宿研修をむかえるに当たり、一番知りたい情報は現地での日々の生活なのではないでしょうか?それによって準備するものが大きく変わってくる訳ですし、ただでさえ参加費用で数十万円を使ってしまっている状況の中、あとどれぐらいのお金が飛んで行くのかという予測は誰しもが心積もりしておきたいところだと思います。

■研修センター生活圏内の地図

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研修センターでの暮らしで一番欲しかったのはドラッグストアとスーパーマーケットとマクドナルド的なファーストフード店でした。が、しかし、残念なことにサクッと行ける範囲にはそれらがありません。これは本当にきつい!でも、コンビニが、目の前のファミリーマートと徒歩7分ぐらいのセブンイレブンの2店舗あり(結構大きいので食料は充実)セブンイレブンを少し行った先にある「100円ローソン」が筑波大学正面という場所柄もあり、ドラッグストアと相違ない生活用品が手に入ります。もちろん食料も充実。覚えておいて損は無い100円ローソン。これらのお店を使いこなす術は下記に詳しく書きます。

 

食事について

去年の私はモロに金欠でした。まあ、去年と言わず、まだもじゃハウスプロダクツが軌道に乗ってるとは言いづらい現状ですので、いつでも金欠なんですけれども、できればコストを押さえたかったのが日々の生活費です。そこで、私は徹底的に研修センターのホームページを読み込み、生活設備をある程度把握した上で「自炊でコストカット」という答えを導き出しました。

ちなみに、私以外の研修生の皆さんの一般的な暮らしぶりは朝昼夜三食ともに目の前のファミリーマートで買ってきて食べる派と、研修センターの食堂とファミマの使い分け派に分かれていました。ほぼこれです。

研修センター内の食堂は営業時間とメニューが限られています。食堂利用派の研修生に感想を聞くと、メニューに飽きる&夜ご飯は講義終了後すぐに食べに行かないと閉まるというデメリットがあるそうです。そして、昼も夜も普通に800円ぐらいするので、日々の暮らしを徐々に圧迫し始め、後半はコンビニ派へと鞍替えする方々もいらっしゃいました。しかし、朝ごはんしっかり食べたい派の研修生の方々からは「朝ご飯(和定食)を毎日食べられるのは何物にも代えがたい」というご意見もありましたので、デメリットばかりではないようです。

しかし、私は研修センターには電子レンジとガスコンロと冷蔵庫がある事は準備段階で把握できたので、レンジを使いこなしつつ、ポットの無い研修センターでお湯が確保できれば安い生活費で生きていけると考えまして、事前に家庭用アスクルでレンジでチンするサトウのご飯と炊き込みご飯、昼夜2食×2週間分と、チンして温められるボンカレーフリーズドライ味噌汁をまとめ買いし、ご飯のおかずは現地のコンビニでレンジでチンするハンバーグや生姜焼きを確保する事にしました。(朝はカフェオレと焼き菓子やパンで済ませる派です)これにより、食堂利用した場合の1食分の価格でなんと一日分の食費を賄う事に成功。

参考までに私の荷物の写真がこちらです。

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給湯室のコンロを使ってお湯が沸かせるように、登山用の方手鍋とやかんを持って行きましたが、予想通り大活躍。もちろん、食器、コップ、箸、スプーンも持って行っていましたので安上がりなおかずの盛り付けや、朝や夜にカフェオレを楽しむなど、貧乏なりにも気持ちの上では充実した食生活を満喫しました。また、給湯室には洗剤とスポンジ、布巾がないので、そういうものも自前で用意しましたが、そもそもガスを使う人間が私以外に居なかったので、混み合う事もなく平和に炊事できたのは良かったです。あと、誰も自炊をしようという発想が無かったらしく、もしかすると樹木医研修史上初の自炊派だったかも知れません。

ちなみに、節約を余儀なくされていたがために必要に駆られてこんな食生活を送っていましたが、何故かロビーで一緒に食事をとった他の研修生の方々には「おいしそう」と羨ましがられました。みなさん、コンビニ食が続くと自炊が恋しくなるんですね。あと、朝や夜にお湯を沸かしてカフェオレを飲んでいると、それも羨ましがられました。隣の芝は青いです。

研修センターには研修前日入りしたので、初日と週末に一週間分の生活用品としてのチン出来るおかず、牛乳、水をコンビニで買い、冷蔵庫で保存してじりじり使いました。時間があれば100円ローソンには生鮮食品やおそうざいがあるので、そちらを利用すれば、野菜が恋しくなったときには助けになります。

 

お部屋の設備について

前回の記事にも載せましたが、各部屋の内部は大差なくこんな感じです。

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・コンセントは机の右奥にある1か所のみだったように記憶しています。私は仕事もあってパソコンも持って行っていたので、念のためたこ足用のプラグを持って行って正解でした。あと、孤独を癒すためにベッドでスマホを見る時間があったので、その時に延長コードなどがあれば尚良かったなと思います。

・特記すべきはパリッと洗濯されたベッドシーツなどのキョーレツな柔軟剤の香りが、部屋を満たしていた事でしょうか…。私はこの手の匂いがちょっと苦手でして…、窓を開けようにもはめ殺しで開かないし、小窓だけでは空気が入れ替わってくれないしで困り果てましたが、臭いに困る事が旅先では時々ありますので、こんな事もあろうかと持って行ったアロマオイルで解決できました。場合によってはこういう辛さがありますので、ファブリーズなんかも有効です。

・ベッドが硬くて枕がぺったんこ、という感想は事前リサーチした際にネット上に出ておりましたが、噂に違わずです。そんな時に役立ったのがユニクロで1980円ぐらいで買ったフリースブランケット!ベッドの上の濃い緑のものがそれです。これを時に枕代わりにしたり、肌寒い日は上に被ったりして凌ぎました。100均の旅行用衣類圧縮袋を使って荷造りするとそこまで嵩張りません。

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・部屋には事務ロッカーとハンガーも用意されていますが、それ以外にこんなに無造作な棒があります。荷物をかけている小さなS字フックやクリップは自分で持って行きました。洗濯物を干す場所は屋上かどこかにあったはずですが、そんな事はやっていられなかったので、大概のものはこの無造作な棒に干していました。

※ここに書いた、コンセントプラグ、ファブリーズ的なもの、S字フックなどは100円ローソンで手に入ります。100円ローソンには他にも文房具、電池類、洗濯用品、入浴用品、などなど、必要そうなものはほぼ揃っていました。

 

入浴について

お風呂はシャンプーやボディーソープが常備されています。あと、脱衣所に洗面台が1台あり、そこにドライヤーが1台常備されています。ただ、男性用のドライヤーが途中で壊れ、数日間無かったそうですが、ヘアセットに拘りのある研修生の男性が施設管理の方に掛け合って、新しくてちょっといいドライヤーを導入してもらう事に成功したと話しておられました。そんな訳で、もしも備え付けのドライヤーが壊れても、諦めずに直訴すれば大丈夫です。

また、女性はドライヤーの使用時間が長いので、お風呂場に1台しかないとちょっと不便です。そして、研修センターの宿泊者はほとんどの方が大浴場を利用されるので時間帯によって混み合う事もあり、ゆっくりヘアセットができる状況ではない事も多々あります。そんな時に裏技ですが、私は時間の縛りが面倒なので結構な頻度で夜中にシャワー室を使っていました。そうすると、シャワー室はいつも私以外利用者がおらず、そちらにもドライヤーが1台ある上に、浴場の洗面台より大きい洗面台と大きな鏡があり、結構ゆっくり髪を乾かすことができました。早朝にもシャワー室は利用できます。

そして、バスタオルは研修センターで有料でレンタルできるので、荷物を減らすためにもそちらを積極的に利用していました。料金はホームページに掲載されています。

 

洗濯について

2週間の宿泊、しかも10月はまだまだ汗をかく季節とあって、洗濯機は皆さんが利用します。ちなみに、私の時の経験ですが、筑波大との合同合宿のために来日されていた外国人の柔道代表選手団の方々が、毎日柔道着を大量に洗う→乾燥機にかける、を繰り返されていたので、私はしばしば洗濯機争奪戦に敗れていました。

そんな時は、周辺地図にもマークしている徒歩3分以内のコインランドリーを積極的に利用しました。そちらは混み合ってもいないし、乾燥機が業務用なので乾く時間も早い!テスト勉強の道具などを持って行き、待ち時間に勉強に集中する事もできて快適でした。ちなみに、研修生は私の他に誰もコインランドリーを利用されていなかったようです。筑波大の学生さんがたまに利用されています。

 

飲み会、交流会について

上記のように外食もせず、出歩く事もなく、節約に節約を重ねて暮らしていた私ですが、研修の間に2度研修生皆での飲み会がありました。まさか、飲み会があるとは思っていなかったので、持ち金を日本緑化センターや樹木医会などの書籍販売(研修中、会場の隅に見本が置いてあり、いつでも買えます)を利用しまくって現金を使っていたので、焦ってコンビニATMにお金を下しに行きました。周辺には銀行も無いのでお金を下すならばコンビニATMです。研修中は俗世から離れ、カード払いの場面が無いので飲み会に2~3回参加できる程度の現金は持っておいた方が良いと思われます。

ちなみに、一回目の飲み会は最初の週の内で翌朝にテストが無い日の夜に、交流会として飲み会を開催する事を緑化センターの方に勧められ、周辺地図のコインランドリー横の「まつり」という居酒屋で開催しました。そして、二回目の飲み会は研修が全て終わった日の夜、最終日の面接を控えた前夜に打ち上げの名目で別の居酒屋で開催されました。

研修中は講義とテストでいっぱいいっぱいなので、席が近いとか、班が同じという条件外の方とは話す機会が取れません。なので、交流会でやっと皆さんの顔が覚えられたと言う感じでした。そして、同じ目的の者同士なので、誰とでも結構楽しくお話しできます。また、お酒の強い方々を中心に有志で二次会、三次会も催されておりましたので、流れに身を任せるタイプの方は更なる現金のご用意を。

 

休日の過ごし方

研修中、日曜日の一日だけ完全お休みの日がありました。

関東近郊の研修生の中には、この週末だけ一旦帰宅される方々もいらっしゃいましたが、その方々はチェックアウトを余儀なくされるので、荷造りをして部屋を出る必要がありました。でも、この時には既に距離が縮まっている仲間もいますので、荷物を仲間の部屋で預かってくれというお願いも可能ではないかなと思います。私はそういうお願いはされませんでしたが、頼まれれば絶対にOKしたと思います。

そして、日曜の前夜は講義が終わって研修センターに宿泊している女性同士で近くのレストランに夕ご飯を食べに行きました。植物園へと向かう大きな道路沿いに大型レストランがいくつかあり、メキシコ料理レストランでタコスとビールを注文したこの日の夕食は、いつもと違ってリラックスできてとても楽しい夜でした。

しかし、月曜のテストに不安を抱えていた私は日曜もテスト勉強に当てようと決め、午前中に植物園に行って自習をし、午後からは部屋で勉強をしたり寝たりして、一人静かに過ごしいましたが、他の研修生の方々は筑波山に登ったり、JAXAや産技研の施設に見学に行ったり、植物園のワークショップに参加したりと、意外に皆さん、筑波の休日を満喫されていて楽しそうでした。

少し気持ちに余裕があれば密かに休日を計画してみるのも良いかも知れません。

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私は一週間の野菜不足を補うために、100円ローソンで散財し、給湯室でコトコト煮込んだたっぷり野菜入りのフォーと、バナナヨーグルトをがっつり食べた時間が一番充実した日曜日の思い出です。(机の上のベニタマゴタケのフィギュアはつくば植物園で購入)

 

その他

・参加説明の名刺交換をしましょうという記述に、研修生50人全員と交換することなんてあるんだろうか?と懐疑的だった私ですが、結果まじで名刺が足らなくなり、焦りました。お互いに合格後にも名前と顔を一致させるため、なるべく全員とご挨拶した方がいい!もっと強めに言って欲しかった…。

・研修生の男女一名ずつに、代表、副代表というお役目が与えられます。私は初日の受付で「副代表をお願いできますか?」と打診され、何の事だかさっぱり分からず了承しました。後に、交流会を開催する手配や集金とか、研修が終わった後に同期の方々へ連絡を取る、などのお仕事が発生して初めて「こういう意味だったのか…」と分かりました。絶対にそういう事はやりたいくない!という方は断る余地もあるみたいです。しかも、希望者を募るのではなく、緑化センターの方がロックオンした人に、初日の受付で直接耳打ちされます。

つくばエクスプレスつくば駅から研修センターまではタクシーで1600円ぐらいでした。初日につくば駅から徒歩で迷った研修生や、バスを降りて迷った研修生など、アクセスで困った方々もいらっしゃいましたが、私は行きも帰りもタクシーを利用しました。混雑してても2000円弱で到着できると思います。

・私は2017年の前期日程で参加しましたが、暑い日が続き、実習中は熱中症対策に飲み物をしっかり取っていました。筑波大学構内や植物園では自販機で飲み物を補充できます。ただ、雨の日に気温が下がり、翌日悪寒がする風邪一歩手前の危うい状態になりまして、その時にはブランケットを羽織ったり、長袖のトレーナーを着こんで乗り切りました。しかも、後期日程の皆さんは不幸な事に台風に見舞われて、前期とは全然違う気温だったようです。服装は寒暖のどちらにも備えがあった方が安全です。

・これは西日本人の私の個人的な感想ですが、京都が恋しい私のホームシックを癒すため、お出汁を飲みたくなってコンビニのおでんを買いましたが、味が違いました…。甘くなかったです。この時はホームシックも重なって味の違いが結構ショックでした。研修生の皆さんの前でこの話をすると「筑波は味が濃い」とおっしゃる方も居たので、関東と関西の味の違いなのか、筑波オリジナルのお出汁の味だったのかは分かりませんが、西日本の方、コンビニおでんのお出汁の違いは要注意です。

筑波大学の前にはいくつかの食べ物屋さんが並んでいて(セブンや100円ローソンがある並び)ここのカレーうどん専門店が美味しかったです。

・居酒屋まつりの近くに「タイガージェットシンのカレー屋さん」の看板がありました。実習のために筑波大へ徒歩移動している時に目に入ったので、じっくり立ち止まる事はできませんでしたが、今になってその真相が確かめたかったと少し後悔しています。

(体験談)樹木医試験対策について ~筑波合宿編その2

■研修について

樹木医試験の筑波合宿研修への参加者の中で話題になっていたのが、樹木医の先輩方に参考のため研修がどんな感じだったかを聞くと「皆で毎晩酒盛りした」と言われたという先人の話でした。「合宿では人生で一番勉強した」とか、「毎晩勉強で寝不足」とか、そういう話はよく聞くのですが、初期に合格された先輩方からは酒盛りの話を聞いたという研修生があり、どうやったらそんな事が可能なのか?!と皆で話しました。ちなみに、この話は樹木医になってから、色々な集まりで先輩方に聞いてみたところ、どうやら初期の合宿は当日の最後にその日の教科のテストを受けて一日が終わるというスケジュールだったそうで、それさえ終わってしまえば夜に飲みに行く事が気持ちの上でも可能だったみたいです。

なるほどーーー。

でも、現在は前日の講義内容に関するテストを朝一で受けるところから一日が始まるようにスケジュールが組まれていますので、当然ながら皆さん、夜は早々に部屋に籠り、夜中や早朝にテスト勉強をする事も珍しくありませんでした。18時には研修が終わるので、そこから1、2時間飲みに行くことは不可能ではありませんが、私はそんな気持ちに全然なれず(あと、私はあまり飲めないので…)外食すらしていなかったですが、お酒がお好きな研修生の方々も、後々聞けば研修中は禁酒していて辛かったとの事でした(笑)。

 

ちなみに、研修に関しては恐れていた程厳しい事もなく、気を抜かなければ大丈夫だと思います。どうやってまとめればいいのか悩むので、思った事を箇条書きにしてみます。

樹木医の手引き以外に勉強に使った本を結構持って行ったけど、それらを開く余裕もなく終わった。(研修の講義は配布資料と樹木医の手引きを使って進められ、テスト勉強もその二つを見直すことしか時間的に無理)

・テストは欠点を連発するほど難しい訳ではないはず。要領よくテスト勉強ができる人はちょっと得だなと思いました。(私は要領が悪いので不安で寝不足になってました)

・屋外実習の準備に悩み、念のためトレッキングシューズを持って行きましたが、筑波大学構内もその他の実習場所も基本的には都市整備された平地なので普通の靴で全く問題なし。雨が降っても合羽に着替えず傘だけで凌ぐこともあり、ルーペも普通の虫眼鏡を持って行ったとしても指摘されないであろう。ハードな現場作業並に体力勝負でドロドロになるような実習はありませんので、結構ゆるい街中仕様の装備で大丈夫でした。

・体力に自信が無かったり、不安があったりする場合など、個別の相談にも応じて下さる雰囲気なので、何かあれば研修前でも研修中でも、日本緑化センターの研修担当者さんに相談すると良い。

・テストなどの評価は厳しいけれど、講義や実習は思っている程スパルタではないので、質問も気軽にできる雰囲気で結構楽しい。

・夜に研修室に集まって自習をする事も可能。私はマイペースなタイプなので集まって勉強をする事はしませんでしたが、研修生の得意分野は様々なので、自信の無いテスト範囲は、その科目が得意そうな人にすがり付いてノートを写メらせてもらったりしました。

 

備えあれば憂いなしですが、厳しい研修を想像して準備したものが、結果全く必要なかったりという事もありました。割とゆるいので臨機応変で切り抜けられること多々あり。鬼のスパルタ合宿ではないので、そこまで身構えなくても良いと思います。

あと、研修が進むにしたがって資料が膨大になって来るので、資料をとじるためのファイルなどを持ってくればよかったと、穴あけパンチとファイルを準備している研修生の方を見て思いました。

(体験談)樹木医試験対策について ~筑波合宿編その1

7月末まで試験勉強、それが終わると8月末の台湾出張で慌ただしく、ブログを放置しておりました。私の今年の試験は一次敗退となりまして、来年も慌ただしい夏になる予感です(涙。

そして、樹木医試験についてのあれこれを綴り始め、こちらも放置気味でしたが、嬉しいことに二次試験も兼ねたつくば研修についても教えて下さいというリクエストを頂きました!お読み頂いてありがとうございます!なんしか、情報が異常に少ない樹木医試験ですので、私も昨年の研修準備に相当困った覚えがありますので、少しでもお役に立てればと言う気持ちを込めて、薄れゆく記憶の中ですが、昨年のつくば合宿研修についてできる限り書いてみます。超個人的な情報ではありますが、何かのご参考になれば幸いでございます。(※尚、研修の申し込みがもう終わってる可能性があるのでしょうか?!そうであれば「遅いわッ」という情報もあるでしょう…。すみません!)

 

■宿泊先選び

この情報がもう手遅れの可能性が高くてですね…。そうだったらすみません!!先に謝ります。そして、唐突ですが、一次試験の合格おめでとうございます!ここまで本当にお疲れ様でした。この情報に辿り着いていらっしゃるという事は、きっと樹木医の一次試験に合格され、筆記試験をクリアできた事で少し肩の荷が下りたと言う方も多いのではないでしょうか。
しかし、風の噂で「合宿中毎日試験がある」「試験が基準点に満たないと落とされる」という情報を掴んでいらっしゃる方は、まだ見ぬ合宿に怯えておられることと思います。が、朗報です!どうやら合宿で不合格になっても、翌年合宿から再チャレンジできるらしいです。(※合宿中に誰かが研修担当者に教えてもらった情報です)

そして、合宿の申込書を読み、研修場所の筑波研修センターに宿泊しようと思われた方も多いのではないでしょうか。研修センターは安いし。
でも、私は研修初日に同じ研修生から聞いた衝撃の事実をお教えしましょう。なんと、研修センター周辺にはここよりも安く泊まれる『ウィークリーマンション』が結構あるそうです!まじでーーーー!女性研修生同士で話していたら、地方から参加された3名がウィークリーマンションに泊まっておられました。

確かに、研修センター周辺は筑波大学を始め、色々な周辺施設があって、そこへ出張される方々のウィークリーマンションの需要がまあまああるのであろうと思います。でも、筑波がどういうとろこか全く知らず、まさかこんな田舎に(失礼!)ウィークリーマンションだなんて考えも及ばなかったために、一切疑うことなく即刻研修センターに宿泊申し込みをした私には驚愕の情報でした。しかもそっちの方が安いらしいし!


という事で、それぞれの条件を比較して研修センターかウィークリーマンションかを選ばれるといいのではと思いますので下記も参考にしてみて下さい。

 

■筑波研修センターはこんな感じ!
樹木医の先輩方にはもっぱら「独房」と評判の研修センターですが、私の泊まった部屋はこちらです(どの部屋も大差なくこんな感じでした)。

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部屋の設備
・窓は開かない(悲しいことに窓ははめ殺し。小窓は10センチぐらい開きますが空気の入れ替えは絶望的)
・土足で暮らすしか無い
・クーラーあり(何故かエアコン用の多機能なリモコンが置いてありますが「除湿機能が効いてない気がする」という証言があり、もしかすると冷房しか使えないのかも知れません)

・ベッドは硬い

・男女で階を分けてある

共用の設備

・トイレは各階にあり。洋式あり。ウォシュレットなし。

・洗面台あり。水しか出ません。

・大浴場あり。利用時間が決まっているので深夜、早朝は使えず。結構気持ち良くて意外と評判が良かったです。

・シャワーブース(3ブース)あり。利用時間が決まっていて大浴場が使える時間は閉まってることもある。

・食堂あり。私は高くて全く使用せず。

使える家電など
・テレビはロビーに一台。宿泊者によって番組争奪が起こるけど、見る余裕などないのであまり気にならず。

・ポットなし。

・小型冷蔵庫、電子レンジ、ガスコンロ2口

給湯室が宿泊棟2階にあり。冷蔵庫は皆で使うけどキャパオーバーになる事も。ちなみに、2階は女性の階。男性階に上記設備が同じようにあるのかは謎。男性がレンジを使いに来る事があったのでここにしかない可能性大。勇気があれば2階のこれらは男性でも使用できます。

・洗濯機&乾燥機

2階には洗濯機が3台(途中1台壊れる)に家庭用の乾燥機1台あり。男性の階にもあり。ただし、朝早くと夜10時以降は使えないルールなどがあり、結構争奪戦が起こります。洗剤は日本緑化センターが準備してくれる。

wifiはロビーでしか使えない。部屋には一切wifiの電波は飛んできませんが、スマホ&携帯は普通に繋がります。(筑波に失礼!)

その他
・研修センターは思っていたよりも部屋数が多くて、樹木医研修以外の宿泊者も居ます。私の参加した研修中は、筑波大学との合同合宿に参加するための欧州?辺りの柔道代表選手ご一行が宿泊中で、文化の違いから共用部の使用方法について戸惑う事も相当ありました…。あと、ちょっと夜にうるさかったり…。その時々で色々な事があるかも知れません。

・色々な設備に利用時間があるので、夜遅くまで勉強したり、早朝から活動し始める時に使えないとちょっと不便なときもあり。

メリット

・研修は朝早い!なので、研修センターに泊まっていると研修室まで3分以内で移動できるのは何物にも代えがたい。寝坊したら呼びに来てもらえたりします。あと、忘れ物を取りに行くとかも手軽にできるのは最高。

 

■ウィークリーマンションはこんな感じ!
私は研修センターに宿泊したので、あくまでも、ウィークリーに宿泊した研修生の方々に聞いた内容です。

ワンルーム

・家電付き

・洗濯機はあるけれど、宿泊先によって乾燥機付きなのか、マンションで共用なのか、条件は色々あるのかも。

・研修センターにかなり近いようなので、昼休みに一旦帰る事もできる様子。

 

それぞれの宿泊条件は上記の感じでした。寝坊対策、忘れ物対策には研修センターが圧倒的にお勧め。プライバシー確保、お風呂&トイレをゆっくり使いたい、テレビみたいなどの条件優先の方はウィークリーがお勧めです。

ただ、研修生の多くが研修センターに宿泊されていたので、皆さんとの距離感は研修センターで暮らす方が縮まるとか、皆の掴んだ研修の情報が回ってくるのが遅いとか、そんな感想もあったりなかったりでした。

(体験談)樹木医試験対策について ~覚える編

前回の記事では、樹木医試験の基礎勉強について書きましたが、夏に資格試験を控える方々にとって、ゴールデンウィークの連休はまとめて勉強するぞ!と意気込む大事な時だと思いますがいかがお過ごしでしょうか?

私は今年は一級建築士の試験に挑むつもりですので、樹木医試験勉強に追われていた去年同様、連休に合わせて勉強をする日々です。が、帰宅後に2、3時間しっかり勉強しよう!と思って早めに家に帰ったのに結局たいして勉強できずに一日が終わる事が多々あります…。それなのに、忙しくてまとまった時間が取れそうにもない時の方が、隙間時間を工面して勉強する傾向にありまして、社会人の試験勉強はどれだけまとまった時間がとれるか、というよりも、隙間時間をどれだけ勉強漬けにできるかで決まるのではないかと最近、思います。

そんな訳で、隙間時間を有効利用するしかないので、台所の壁、洗面所、トイレ、などの一日数回は必ず滞在する場所に苦手だけど覚えねばならない事を紙に書いて張り出して、そこに立寄った時には必ず目を通すようにして、強制的に記憶する戦法で今年もがんばっています。

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これは今年の写真なので、張り出した内容は建築士試験のものですが、去年の樹木医試験の折には「花芽をつくる時期リスト」や「バイオーム」などの内容を張っていました。覚えるしかないのに、どうしても覚えづらいものっていうのが必ずありますが、この方法だとゴールデンウィーク前に張りはじめたとして、試験までの約3か月間、毎日この紙を見ることになると、興味が無かったとしても人は記憶できるものなのだなと思いました。この勉強方法は吉本芸人、オリエンタルラジオの中田さんがテレビで紹介していて、こういう隙間時間を積み重ねると机に数時間向かうのと同じように結果が出ると力説されていたので実践してみたのですが、やっぱり、受験で結果を出してきた人たちの意見は説得力が違います。同じく、吉本芸人のロザンの宇治原さんの勉強方法も結構参考になりました。

と、勉強方法について長々と書いてしまいましたが…

 

ちなみに、樹木医試験勉強中に得意不得意を踏まえながら必ず得点する科目を明確にしなければ!と思い立ち、そういう意識で過去問を解いていた結果、案外ひねり問題が出る傾向が少ない「土壌」や「菌」を得点源にしようと決めました。菌類は木材腐朽菌、菌根菌、病原菌の大きく分けると3つの分野がある訳ですが、「病原菌」がどーーーしても頭に入らず、苦労したんです。

「何病が何菌類なのか?」という事を覚えてしまえば過去問も解けるのに、それが全然頭の中に入らず、そういうものが覚えやすくまとまってる専門書は無いものかと丸善に走った結果、こんな本がありました!↓

・『植物病理学』大木理著(東京化学同人

残念ながら、植物の病気の本は野菜や花などの農業事例をまとめた書籍が多く、樹木の病気をまとめた書籍は普通の本屋さんではあまり並んでいませんでした(涙。この本も農業向けの本ではありましたが、巻末付録に「植物のおもな伝染病」と題して、病原体ごとに病名と特徴をまとめた一覧表が分かりやすくて素晴らしいです!!

この一覧表で樹木医と関係のあるの病気だけを抜き出すとこんな感じ↓(特徴の抜粋は端折っております)

 

子のう菌類

・サクラてんぐ巣病

うどんこ病(★絶対寄生)

・白紋羽病(土壌汚染)

・ニレ立枯病

担子菌類

・もち病

・紫紋羽病(土壌汚染)

・マツこぶ病(サビ菌類、★絶対寄生

さび病(★絶対寄生)

・ならたけ病

・木材腐朽菌の多く

不完全菌類

・スギ赤枯病

細菌類

・根頭がんしゅ病(土壌汚染)

 

こうしてまとまった一覧を見ると、こんがらがった頭の中が整理でき、絶対寄生菌って案外少ないなと思いました。サビ菌うどん粉病だけなんですよ(マツこぶ病はサビ菌、でも他の樹種のコブ病はそれぞれ病原が違います。樹種で病原が違うのはてんぐ巣病と同じです。)それが分かると心が落ち着きを取り戻し、たった二つ「サビとうどんだけが絶対」だと覚えるだけでいい事を受け止められました。ふー。。。

あと、必殺語呂合わせ術も編み出しました。

担子菌類において

もち(餅)をタンタンつく。(ぺったんでも可) →もち病=担子菌類

・悲しそうに錆びたパイプを(パイプ以外でも可)を握り、関西人のおじさんが一言「これ、さびたんや…」という姿を想像。 →さび病=担子菌類

これで担子菌類の主要な病原はばっちりです!

「もちたんたん&さびたん」記憶法を編み出した私はこれで無事に一次試験を乗り切りまして、つくばの二次合宿中に同期の方にこの語呂合わせ暗記法を教えたところ、想像以上に喜ばれました。みなさん、意外と病原の記憶が苦手だったみたいです。

ちなみに、

子のう菌類のうどん粉病も無理やり記憶する方法があります。

私はまだ小さい姪っ子達に度々うどんを食べさせる機会がありまして、小さく切ってあげたりもするし、回転寿司でも子供はうどんが好きでうどんを頼んであげたりですね…まあ、つまり、「うどん供に食べさせる」と覚えました。

こんな風に、うどん粉病&もち病&さび病の分類と、絶対寄生菌がうどん粉病さび病だという事を覚え、そこから異種寄生とか中間宿主とか、紋羽病は土壌汚染だとか、マツこぶ病やサクラてんぐ巣病を覚え、という順を追って冷静に記憶していくことができたので、「菌」の科目を得点源にする事に成功した気がします。

あと、この記憶術で二次合宿のテストも余裕(?)で乗り切れました。

(体験談)樹木医試験対策について ~基礎編

前回、ブログを数か月ぶりに更新しましたが、昨年夏に開設したばかりのこのブログを全く使いこなせておらず、「コメント」というボタンを初めてクリックしたところ、なんと、コメントを頂いていた事に気が付きました…。つまり、数か月、いや、半年以上も放置していた訳でして、本当に申し訳ありませんでした(汗。

そして、そのコメントで「樹木医試験の勉強に行き詰まっているので勉強のヒントを教えて欲しい」というリクエストを頂きました。

そうなんですよね~、樹木医の試験勉強って過去問集が販売されている事と、樹木医の手引きをベースに頑張れ!という事以外のヒントが世の中にほとんど出回っていないんですよね。しかも、勉強方法をネットにアップされている希少な方の情報も、少し前のものだったりするもので、最新情報が全然入手できないというもどかしさと、この勉強方法で合格に近づけてるの…?という不安でいっぱいのまま孤独に勉強をしているとノイローゼになりそうでした。

そこで、私の樹木医試験対策方法を参考に書きとめておこうと思います!

ちなみに、私が受験したのはH25年度~H29年度です。なんと合格まで5年も費やしてしまいました(涙。そして、私の昔の勤め先は樹木医さんが複数在籍していたので、樹木医試験の情報が全く手に入らない訳ではありませんでしたが、やはり、皆さん、結構基礎的な知識がそもそも備わっていらっしゃる方々が多かったので、ド素人レベルで起訴が欠落している私には、その方々から頂いた「過去問を10年分やれ」というアドバイスだけでは補いきれませんでした…。

それからですね、近年、樹木医補という資格ができたのはご存知でしょうか?

大学などで指定の講義や実習を履修すると取る事ができ、樹木医受験に必要な実務経験年数などの条件が優遇され、かなり若くして樹木医を受験できるという資格ですが、私が昨年二次試験の合宿で一緒だった研修生の中に、思ったよりも多く20代の樹木医補の方々がいらっしゃいました。しかも、30歳前半で、樹木医補は無かった時代であっても、大学の森林総合科学的なところを卒業された、生物、樹木、環境科学などの生物化学的な基礎知識はバッチリな方々の参加も多く、樹木医補&森林系の学科出身の方々は高校生物の記憶すら消えてしまっているような私になんかと違い、樹木の構造、生態などの問題はスラスラと答えていらっしゃいました。

そんな風に、樹木医も若い人材を増やそうとしているのだなあと思う程、20~30代の受験者も増えているようで、つまり、私がマークシートで挫折しがちだった樹木の基礎知識について、こんなに簡単に答えられる人たちがライバルなのだと思うと恐ろしい限りでした…。

私自身は短大で造園を専門にしてまして、一応生態学などの授業もあったし、山に入って植生調査をしたりもしていたし、自分の基礎知識が素人レベルだとは思っていませんでしたが、高校の生物が身についていなければ素人同等なのね、と、まあ5年かけて勉強しながら気が付きましたので、ぜひ、過去問だけをひたすら頑張って玉砕した方には「樹木医の手引き」と「高校の生物基礎の参考集」を合わせた3点セットで再チャレンジして欲しいです。

ちなみに私は、初回のH25年度に過去問だけをやって挑んだところ、マークシート過半数得点できていたのに論述がボロボロで不合格という結果でした。まあ、時間が無かったので論述は次の年だなと納得の結果。H26年にはマークシートは相変わらず過去問で対策して論述対策もがんばって挑んだところ、なんとマークシート過半数とれておらず、論述を採点されずに不合格になるという、予期せぬ結果に終わりました。この油断からの連続不合格は精神的ダメージが大きくて、ノイローゼ一歩手前レベルで追いつめられましたが、まあ、毎年受験会場に行って名前を書いて試験を受けさえすれば、会場に行かない人よりも合格に近づけるんだ、と言い聞かせて5年も試験会場に通いました。「受験する」というのが合格に近づく一番の秘訣ですね、当たり前ですけど。

という事で、前置きが長くなりましたが、今日は私の行った勉強の基礎学習方法を紹介します!

 

■基礎学習の方法■

樹木医の手引き」を1回全部読む。(※意外と飛ばし読みしたりしていませんか?始まりから終わりまで、表の中ももれなく全部読む。)

・東大、京大生の受験勉強を参考にしました。彼らは教科書を7回読むそうです。最初は意味が分からずただ読んでるだけでも、何度も読むうちに意味が分かって理解できるようになるそうです。ちなみに、3回読めばなんとなく理解し始めるそうなので、私は時間がないこともあり、とりあえず3回読むことを目指しました。

・通勤中やお昼休みの隙間時間で勉強するために携帯するには「樹木医の手引き」って分厚過ぎですよね。樹木医の同期に、この手引きを「章」ごとにカッターで分割している方がいらっしゃいました。こうすると章ごとで持ち歩けるので出先でも勉強しやすい!ナイスアイディア!


樹木医の手引き」内で、過去問に出てきた箇所をマーカーでチェックする。頻出箇所は色分けをするなり波線を引くなりします。

・過去問に出た内容は最低限覚えるようにしました。頻出箇所は要チェック!

高校の「生物基礎」参考集を買う。

参考集の中の植物に関する項目、昆虫の生態に関する項目を1回全部読む。

※高校生物には「生物」と「生物基礎」の二科目がありますが、樹木医の勉強には「生物基礎」で十分です。問題集ではなく、カラーの図解が中心の参考書を使いました。

樹木医の手引きでは、こうした生物科学の基礎的な部分は分かっているものとして省かれています。基礎が抜けている私のような人間には、過去問中の「ゴルジ体」や「母細胞は2n」やら「亜高山、高山帯、山地帯の植物」などが意味不明でしたが、生物基礎に答えが載っていました!学校の勉強って大事だったんだと30代後半で身を以て理解しました!

過去問を1回解く

樹木医の手引きを読む(2回目)

生物基礎参考集を読む(2回目)

※過去問で分からなかったところは重点的にチェック!

過去問を解く

樹木医手引きを読む(3回目)

生物基礎参考集を読む(3回目)

過去問を解く

※理想は10年分、私は8年分でした

※5回は解いて反復しました。

 

つまり、読書×3回、過去問5回を最低限やりました。が、これだけではカバーできないものもあります。生物基礎では植物全般の構造を学べますが、樹木に特化した構造についてはここにはあまり出てきません。そして、樹木についての基礎は樹木医の手引きに載ってはいるものの、やはり知っているものとして省略されている事もあるように思え、不安になっていたところ、日本緑化センターだったのか、樹木医会だったのか、ここはうろ覚えで申し訳ないのですが、樹木医の公式な何かのホームページに、樹木医試験に合格した人達が勉強に用いた本の「ブックリスト」を掲載したページがありました。ここを参考に、私が実際に読んだ本の中でも基礎知識の勉強に役立ったものは下記になります。ちなみに、これらの本は論述対策にも有効でした。

・「樹木学」ピータートマス(著)/築地書館

・「絵でわかる樹木の育て方」堀大才(著)/講談社

・「絵でわかる樹木の知識」堀大才(著)/講談社

・「シュトゥプシの樹木入門」Cマテック(著)/日本樹木医

・「気象と地球の環境科学 改訂3版」二宮洸三(著)/オーム社

 

最初に書いたように、一年目は過去問のみの勉強でしたので、一応過去問は一通りやってみた上で、上記の「樹木医の手引き」&「生物基礎」の本読みを織り交ぜた勉強をしました。はっきり言うと、こんなに基礎を徹底して勉強したので時間が足りず、その結果2年目も不合格だったのではないかと思います…。1年で合格を目指す人のための効率の良い勉強方法ではない可能性がありますので、そのあたりはご自身の優先順位に合わせて程ほどに参考にして頂ければ幸いです。

 

祝6年目&つくばの思い出

春ですね。

今年は4月を待たずして桜が見ごろを迎えるなんて、誰が予想できたでしょうか。個人事業主仲間と共に大阪城公園で恒例のお花見をしようと、幹事の私は4月の二週目にその予定を組んだのですが、京都市内では4/4時点で既にソメイヨシノは散りまくり、萼片(がくへん)を残すのみとなっておりますので、我々のお花見は萼桜の中での開催が決定となりました。

 

そして、前回このブログで「樹木医試験の事とか、どんどん投稿しちゃうぞ~!」とやる気を見せて、いったい幾月もの時が過ぎたでしょうか。言い訳が許されるならば「人間だもの」としか言いようがありませんが、あれから年が明け、年度が明け、気が付けば今年も日本緑化センターより、平成30年度の樹木医試験の募集要項が解禁されました。

ちなみに、29年度の新人樹木医となれた私は、2月~4月の間に樹木医としての活動のベースとなる団体(NPOや地域の樹木医支部)の歓迎会や、技術講座に参加しながら、ペーパー樹木医で埋もれてしまわぬようにコネクションづくりに努めております。歓迎会で先輩樹木医さんから「最初の3年のスタートダッシュが肝心で、ここがペーパー樹木医となるかならないかの分かれ道」とのお言葉を賜った通りに、スタートダッシュをしておりますが、今年はいよいよ一級建築士の受験をする予定ですので、樹木医試験からは解放されましたが、受験生ライフからはまだ卒業できずにいる今日この頃です。受験生しながらダッシュを決めるというのも、なかなかに精神力が試されるなと、正直、息切れしまくりです…。

 

それにしても、昨年は樹木医の試験とHouse "n" Landscape新刊発売プロモーションとが被って、嵐のような一年だったなあ…と、樹木医の二次試験でもある、つくば合宿の写真を見返しながら目まぐるしさを思い出しております。

二週間もみっちり、つくば市で泊まり込んで合宿状態で講義とテストを繰り返す日々でしたが、金欠の私には参加費(10万弱)+宿泊費(5万弱)+交通費(3万弱)の初期出費でのダメージが大きすぎて、同期受講者のみなさんが毎食コンビニや食堂で食事をしている中、サトウのごはんやボンカレーとキャンプ用の鍋、やかん、皿などの生活用品を段ボールで持ち込み、合宿所の給湯室で湯を沸かしたり、レンチンしながら自炊してひたすら出費を抑えましたが、54名の受講者中、自炊で乗り切ったのはなんと私一人でした。まあ、まだ仕事が軌道に乗ってないという悲しい背景を背負い、夫にお金を借りて参加したカネコマ社会人がそうそういる筈もない訳ですが、合宿中にボンカレーを食べすぎて、京都に戻った時には「しばらくカレーはいらねえ!」と第一声で叫び、夫に笑われました。京都ではうどん、だしまき、などの甘いおだし中心の食生活を送っている私はカレー中心の食生活で"だし"に飢え、希望を託して買ったコンビニのおでんのだしをすすった時に甘くない東日本の味だったのがきっかけでホームシックになりまして、そんな時に100円ローソンで買ったインスタントフォーの美味しかった事…(涙)。あのフォーのおかげで元気を取り戻し、合宿後半も乗り切れたと言っても過言ではありません。「独房」と噂される合宿所の自室で心行くまでフォーをすすったあの日の写真、プライスレス。(※えいようかんとリポDが、合宿のサバイバル感を醸し出しているのがおわかりいただけますでしょうか)

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合宿中は、テストで6割以下の科目が3科目を超えると不合格決定という掟に縛られ、二週間の内で休日が日曜日のたった一日しかない上に、その日もテスト勉強で心は休まりません。ですが、樹木が好きという人達が集い、樹木のことだけを考える、樹木まみれの二週間は楽しかったです。人生でこんなに樹木の事しか考えなくていい時間をとれる機会はこの先もこのつくば合宿だけなのではないかと思います。まあ、そんなテンションで暮らしているので、講義会場にもなっているつくば植物園では、ボンカレーで節約したお金で植物グッズを買い漁ったりするオチがついております…。

 

桜が散り、今年度も動き出しましたので、また夏の資格試験に向けて更新頻度が低下すると思われますが、実は4月頭でもじゃハウスプロダクツも丸5年を迎え、いよいよ6年目が始まりました!いやあ、まさか5年を乗り切れるとは思っていませんでした。母には「石の上にも3年」とは言われていましたので、最低3年は続けるつもりでしたが、手応えがなければそれも運命だと思って軌道修正をしてサラリーマン生活に戻る事を念頭にスタートを切ったあの日から、もう5年も経ったなんて!

「もじゃハウス」はメジャー路線を行ける建物ではないとは思いますので、今のところ、多くの方に受け入れられるところを目指してはいませんが、少数でも需要があるならば続けたいと思っていますので、6年目のもじゃハウスプロダクツを引き続きどうぞよろしくお願いします!

予告

ブログを開設してから随分と放置してしまいました…。

言い訳してもいいですか?実は夏から秋にかけてイベントが立て込んだ上に、樹木医の一次試験に通過し、二次の研修の準備やら本番やらもろもろで我が身を振り返りブログを綴る余裕が1ミリもありませんでした…。

そんな言い訳を信じるか信じないかはあなた次第な訳ですが、樹木医の二次研修で過酷な日々を送ったのは紛れもない真実でして、なんと、その甲斐あって、先週合格通知が届き、来月に証書を受け取れば晴れて樹木医になれることが確定しました!いえええーーーーーいいいいっっ(サンシャイン風に体をそりながら)!

ここへ来るまでに5年の歳月を費やしての合格でしたので、正直、マンモスうれぴーです。これで試験勉強からは解放されると思うとまあ多少の肩の荷が下りるってもんです。が、次なる一級建築士試験が立ちはだかっていますので、試験勉強生活からの卒業はまだ先になりそうです。

そして、これから時間を見つけて、樹木医になれたら絶対やりたかった事、「樹木医試験についてのあれこれ体験記」をブログに綴っていこうと思います。業界では地獄の研修と言い伝えられる二週間の筑波での合宿研修での日々もぜひ振り返りたい!

そんな訳で眠気が襲ってきましたので、今日のところは予告のみで終わりますが、これからしばらくは「樹木医」カテゴリーでバンバン投稿して行く予定です!

ああ、めっちゃ眠い…おやすみなさい。