もじゃハウス®プロダクツ奮闘日記

植物でとにかくもじゃもじゃ『もじゃハウス®』を提案する、京都の建築士事務所もじゃハウスプロダクツのひがたです。

情熱的大陸

ブログデビューから5日、相変わらずプロフィール写真がババアのままです。

初日はブログに50件のアクセスがありました!と言っても、アフェリエイトをしている訳でもないので、アクセス数を稼ぐ事を重要視はしていませんが、孤独が心を蝕むという事実を、独立してからのこれまでの4年半で知ってしまいましたので、誰も見ていなと寂しくて死ぬ可能性があるなと。それだけは避けたいなと。そんな思いで50人(その内半数が自分のアクセスかも知れませんが)という数字を見て胸をなでおろしたラビットひがたです。

これからは、もじゃハウスのこちらの日記、週一くらいのペースで更新するようにしようと思います。そういう事は初めに決めておかないと、速攻更新が止まってレガシーになってしまう恐れがありますので。。。

さて、

日頃「まだもじゃハウス®が一軒も建ってない」と話題にすると、必ず「どうやって生活してるんですか?」と聞かれるんです。この質問、直接口に出される方と、こちらに気を使って頂き、口に出さないけれども「何で食べてるの?」と顔に書いてあるのが分かる方と二通りいらっしゃいます。そして、みなさまが疑問を抱く気持ちも分かる。私でも、自分と同じような人が居たら何で食べていけてるのかをぜひ聞いてみたい・・・。

私は5年前に勤め先を辞めた際、下請けで仕事回してもらうようにお願いしてもよかったかも・・・、と思う事が無いわけではなかったのですが、自分を追い込み、道なき道を切り開くぞ!という屯田兵にも似た心意気で脳内が満たされ、あっさりと過去と決別してしまったために(関係は良好です)、食い扶持ゼロからのスタートを切りました。

まさか、こんなに長く設計実績ゼロハウス!状態を続けることになるとは露知らず、1年間は有り余る時間を読書や映画やドトールコーヒーにつぎ込み、無事、貯金を食いつぶして嘆いていたら、現夫(当時は彼氏)から生活をまるっと面倒見るよと言ってもらい、ありがたく主婦として食うには困らない状況は手に入れまして、でも、月々少ないながらも別で借りてる事務所の諸経費(家賃2万5千円他)まで頼るわけにはいかないので、時に庭の設計の依頼を受けたり、時に前職の関係筋からランドスケープの模型を作ってくれという依頼を受けたり、それだけでは足りない時は短期でバイトしたりしながら凌いでいる訳です。そして、今年からは友人の会社を頼って時々バイトさせてもらったりしてます。という事は、「ハイパーフリーター設計士」というのが今の肩書と言えましょうか。

バイトしてると「仕事があるってすばらしい!」って思います。動いた分、お金になるなんて最高です。そうして、労働したお金を手にしたときは「生きてるって最高 みつを」と給料袋に一筆書きたくなるほど幸せを感じます。これも、サラリーマン生活を手放して初めて知ったありがたみですが、こういう日々を送りながらもじゃハウス®の設計士を続けている私は、恐らく世界で一番頼りない建築士なのではないかと自負しています。。。いや、まあ、道なき道を切り開くというのはこういう事なのかも知れません。私、営業スキルバリバリの人間性を持ち合わせていないもので、地道にやる方法しかなく、それが人目には「この頼りない人を応援せねば」と思わせるらしいです・・・。

そして、まんまと私の事を「応援せねば」と思ってしまったという方からお誘い頂き、9月に大阪でもじゃハウス®の展示をさせて頂けることになりまして、先日、その打ち合わせに出かけてきました。その時に、誰かの何かを始めるきっかけになるかも知れないから、もがきつつ道を切り開こうとしている私の開拓奮闘話を展示期間中のイベントでして欲しいとおっしゃって頂き、まさか、そんな情熱大陸のような需要があったなんて!と、結構びっくりしたと同時に、私の頭の中で葉加瀬太郎がバイオリンを弾きじゃくり、アフロがぶんぶんでした。

まあ、こんな頼りない人でもなんとかなってるんだよという事をお話しできればいいなと思いますので、お盆休み中に我が半生を振り返りたいなと、アサヒスーパードライ(ええ声&発音で)をグビッといきながら夏の空を見上げるハイパーフリーターであります。