もじゃハウス®プロダクツ奮闘日記

植物でとにかくもじゃもじゃ『もじゃハウス®』を提案する、京都の建築士事務所もじゃハウスプロダクツのひがたです。

(体験談)樹木医試験対策について ~覚える編

前回の記事では、樹木医試験の基礎勉強について書きましたが、夏に資格試験を控える方々にとって、ゴールデンウィークの連休はまとめて勉強するぞ!と意気込む大事な時だと思いますがいかがお過ごしでしょうか?

私は今年は一級建築士の試験に挑むつもりですので、樹木医試験勉強に追われていた去年同様、連休に合わせて勉強をする日々です。が、帰宅後に2、3時間しっかり勉強しよう!と思って早めに家に帰ったのに結局たいして勉強できずに一日が終わる事が多々あります…。それなのに、忙しくてまとまった時間が取れそうにもない時の方が、隙間時間を工面して勉強する傾向にありまして、社会人の試験勉強はどれだけまとまった時間がとれるか、というよりも、隙間時間をどれだけ勉強漬けにできるかで決まるのではないかと最近、思います。

そんな訳で、隙間時間を有効利用するしかないので、台所の壁、洗面所、トイレ、などの一日数回は必ず滞在する場所に苦手だけど覚えねばならない事を紙に書いて張り出して、そこに立寄った時には必ず目を通すようにして、強制的に記憶する戦法で今年もがんばっています。

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これは今年の写真なので、張り出した内容は建築士試験のものですが、去年の樹木医試験の折には「花芽をつくる時期リスト」や「バイオーム」などの内容を張っていました。覚えるしかないのに、どうしても覚えづらいものっていうのが必ずありますが、この方法だとゴールデンウィーク前に張りはじめたとして、試験までの約3か月間、毎日この紙を見ることになると、興味が無かったとしても人は記憶できるものなのだなと思いました。この勉強方法は吉本芸人、オリエンタルラジオの中田さんがテレビで紹介していて、こういう隙間時間を積み重ねると机に数時間向かうのと同じように結果が出ると力説されていたので実践してみたのですが、やっぱり、受験で結果を出してきた人たちの意見は説得力が違います。同じく、吉本芸人のロザンの宇治原さんの勉強方法も結構参考になりました。

と、勉強方法について長々と書いてしまいましたが…

 

ちなみに、樹木医試験勉強中に得意不得意を踏まえながら必ず得点する科目を明確にしなければ!と思い立ち、そういう意識で過去問を解いていた結果、案外ひねり問題が出る傾向が少ない「土壌」や「菌」を得点源にしようと決めました。菌類は木材腐朽菌、菌根菌、病原菌の大きく分けると3つの分野がある訳ですが、「病原菌」がどーーーしても頭に入らず、苦労したんです。

「何病が何菌類なのか?」という事を覚えてしまえば過去問も解けるのに、それが全然頭の中に入らず、そういうものが覚えやすくまとまってる専門書は無いものかと丸善に走った結果、こんな本がありました!↓

・『植物病理学』大木理著(東京化学同人

残念ながら、植物の病気の本は野菜や花などの農業事例をまとめた書籍が多く、樹木の病気をまとめた書籍は普通の本屋さんではあまり並んでいませんでした(涙。この本も農業向けの本ではありましたが、巻末付録に「植物のおもな伝染病」と題して、病原体ごとに病名と特徴をまとめた一覧表が分かりやすくて素晴らしいです!!

この一覧表で樹木医と関係のあるの病気だけを抜き出すとこんな感じ↓(特徴の抜粋は端折っております)

 

子のう菌類

・サクラてんぐ巣病

うどんこ病(★絶対寄生)

・白紋羽病(土壌汚染)

・ニレ立枯病

担子菌類

・もち病

・紫紋羽病(土壌汚染)

・マツこぶ病(サビ菌類、★絶対寄生

さび病(★絶対寄生)

・ならたけ病

・木材腐朽菌の多く

不完全菌類

・スギ赤枯病

細菌類

・根頭がんしゅ病(土壌汚染)

 

こうしてまとまった一覧を見ると、こんがらがった頭の中が整理でき、絶対寄生菌って案外少ないなと思いました。サビ菌うどん粉病だけなんですよ(マツこぶ病はサビ菌、でも他の樹種のコブ病はそれぞれ病原が違います。樹種で病原が違うのはてんぐ巣病と同じです。)それが分かると心が落ち着きを取り戻し、たった二つ「サビとうどんだけが絶対」だと覚えるだけでいい事を受け止められました。ふー。。。

あと、必殺語呂合わせ術も編み出しました。

担子菌類において

もち(餅)をタンタンつく。(ぺったんでも可) →もち病=担子菌類

・悲しそうに錆びたパイプを(パイプ以外でも可)を握り、関西人のおじさんが一言「これ、さびたんや…」という姿を想像。 →さび病=担子菌類

これで担子菌類の主要な病原はばっちりです!

「もちたんたん&さびたん」記憶法を編み出した私はこれで無事に一次試験を乗り切りまして、つくばの二次合宿中に同期の方にこの語呂合わせ暗記法を教えたところ、想像以上に喜ばれました。みなさん、意外と病原の記憶が苦手だったみたいです。

ちなみに、

子のう菌類のうどん粉病も無理やり記憶する方法があります。

私はまだ小さい姪っ子達に度々うどんを食べさせる機会がありまして、小さく切ってあげたりもするし、回転寿司でも子供はうどんが好きでうどんを頼んであげたりですね…まあ、つまり、「うどん供に食べさせる」と覚えました。

こんな風に、うどん粉病&もち病&さび病の分類と、絶対寄生菌がうどん粉病さび病だという事を覚え、そこから異種寄生とか中間宿主とか、紋羽病は土壌汚染だとか、マツこぶ病やサクラてんぐ巣病を覚え、という順を追って冷静に記憶していくことができたので、「菌」の科目を得点源にする事に成功した気がします。

あと、この記憶術で二次合宿のテストも余裕(?)で乗り切れました。